septcouleur


父の弟夫婦には息子が2人いた。


私の2つ上と3つ下。






教育熱心な夫婦で、私は塾に通わされた。


自分たちの息子は私立の有名な中学校に行っているのに、
私が公立の中学校に通っているのが気にくわなかっただからだろう。



叔父さんは仕事熱心な人で土日もあまり帰ってこなかった。


叔母さんは専業主婦でお昼には毎日ランチに出かけ、叔父さんが帰ってこない日の夜ご飯は出前で済ますことが多かった。


従兄弟たちはテレビも見ず、学校から帰ってきたら塾に行って、塾から帰ってきたら寝るまで勉強するというような感じで、私とは話が合わなかった。





塾に通う私は成績を落とすわけにはいかず、休み時間も勉強して過ごしていたため、ほとんど友達がいなかった。




いつのまにか、一日で一言も話さない日が多くなった。

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