拝啓、隣の席の完璧君。

そんなこと思っていたからか、
私はどうやら物凄く
辛そうな顔をしてたらしい。

その証拠に担任は
「どうした。体調でも悪いのか?」

なんて聞いてくる。

「いえ全然大丈夫です。
むしろ元気がありあまってます。」


「そうかそれはよかった。
じゃあもう他に意見はないなー。
これで席替え終了だー。」

ふー、誤解解けてよかった、よかった。
って、えっちょっまてまて。
こいつ何勝手に終わらせてんのー?
あたしまだ何も言ってないんですけどー!!

「ちょっ先生っ!
私の話し終わってません!」

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