キミの涙に虹かかれ
逢々と…




平日の朝の事…


「おはよ、璃真!」


中学の時に同じ部活で結構仲が良かった飯村奈々華に声をかけられた。
つまり、私の”しんゆう”だ。



「おはよ、奈々華。コース違うし、教室離れてるからあんまり会えないと思ってたよ。何?飲み物買いに来たの?」

「あー、まぁそんなところかな♪友達できた?」

「ちょこちょこいろんな子と話したりはするけど、一緒にいるような子はまだ……奈々華は?」

「うちはできたよー☆7、8人グループなんだ」




正直驚いた。

まだ入学して1、2日しかたっていないというのにもうそんなに友達ができているということが…

私にとっては羨ましいの一言だった。
そう思っていると自分が急に惨めに思えてきた…-。



「そっかー、いいなぁー♪私も頑張らなきゃ」

「大丈夫!璃真ならすぐできるよ」

「うん…そうだよね!ありがとう」

「いやいや、それじゃぁそろそろ教室に戻るね♪」

「はいよー、また後でね」




そう言って、その場を後にした。





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