Four Rooms


「…引越し??」


思わず独り言。


この聞き慣れないエンジン音は引越し以外考えられない。


吸っていたタバコを灰皿に押し付け、


レースのカーテンから外の様子を伺う。




「202号室か…」


独り言と同時にふふっ、とこぼれる笑み。


「大変ねぇ…」





ソファーに座りなおして、またタバコに手をつけようとしたが、紅茶を飲むことにした。


初対面は、いい印象を与えておかなきゃね。


< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop