微弱でも届くこの想い
love…!
気が付くと私は自分の部屋で眠っていた。

目が覚めて下に降りるとお母さんが呆れて私に
こう言ってきた。

「本当にあんたは恥ずかしい子だよ…!
バイト終わってそのまま更衣室で寝ちゃってたんだって?酒井さんてゆう人があんたを家まで送ってくれたんだよ?ちゃんとお礼言っときなよ?」


あれは…夢……?

自分の体を見てみると、服が違っていた
こんな服見たことない…

じゃぁ、バイトの時に着てた制服は…?

自分の部屋をいくら探しても見当たらない

どこにいったの……?

すると、自分の携帯に一本の電話が。

番号は知らない…番号だった…

出るべきか迷ってしまったけど結局出る事にした


「…はい…」

「あ、安井さん?朝からごめんね。酒井です。」

「酒井さん!おはようございます!」

「今朝は良く眠れた?昨日は疲れたみたいだよ」

「昨日は…やっぱり、夢じゃ無かったんですね?」

「夢じゃないよ。ごめんね。早く気付ければ…」

「そんなの、全然です!むしろ本当に感謝してます!家まで送ってくださって上手な言い訳も考えてくださって、こちらがお礼したいぐらいですよ!」

「あ、本当に?体は大丈夫なんだ?」

「はい!体ともに何処にも異常はありません!」

「そっかそっか!ならよかったわ!心配だったから」

「本当にすいません!わざわざありがとうございます」

「いえいえ。ところで今日はバイト?」

「今日は休みです!」

「この後の予定はなんかあったりする?」

「いえ…、特には無いですね!」

「なら、お昼ご飯でも御一緒にどうですか?」

「え!本当ですか!ありがとうございます!」

「本当に?なら、今から迎えにいくからね」

え!?急に?!心臓もつかなぁ…
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