secret voice


あの大役から1日…


今日はまた別のことを壇上で喋って
いる。すごい姉だなぁ~と毎日感心


「前期の生徒会長をつとめる仁藤で
す。よろしくお願いします―」


当の私は体育館の外で、遅刻の指導。
少し開いてる体育館の扉から見える
美砂。


「聞いてるのか?仁藤!」

「えっ?!あっ…はい。」

「2年初日から遅刻してるようじゃ
1年にしめしがつかんぞ!」


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