私だけの…
私は輝斗の隣に立った。
「瑠奈の願いは?」
私を優しく見つめる輝斗。
「//////」
私は昨日考えていた。
もし勝ったら、お願いすること。
でも、いざとなると恥ずかしくて。
「俺先に言いたいことあんだけど。」
「っ‥何?」
輝斗は体ごと私の方を向いた。
何?何を言うつもり????
私の心臓は口から出てきそうだ。
「瑠奈。」
真剣な眼差しで私を見る輝斗。
私は生唾をゴクリと飲み込んだ。