私だけの…

「雅。」



振り返ると輝斗が立っていた。




「お!!ナイスタイミング!!」




そう言って雅は輝斗の腕を引き、教室から出て行った。




私は自分の席についた。



真由は私の前の席に座った。





「瑠奈、おめでと。」


「//ありがと。」



私は顔が赤くなるのがわかった。





廊下を見ると、雅と輝斗が話している。




「瑠奈、実はねぇ。」




「何何??」



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