私だけの…
輝斗
輝斗SIDE
数日後
俺は瑠奈を俺の家に呼んだ。
俺の家は10階建のマンション。
新築で、綺麗なマンションの8階にある。
中に入った瑠奈はハイテンションだ。
「すごーい!!綺麗!!」
瑠奈は部屋を見て回っている。
俺はキッチンに行き、コーヒーを淹れた。
リビングのソファに座った。
すると瑠奈も隣に座る。
「輝斗の両親は?」
「っ…離婚してるよ。」
「えっ…どっちにもついてない…の?」
「あぁ…。」
瑠奈はそれ以上聞いてこない。