私だけの…


「んな顔すんなって。」


俺は瑠奈の頭を撫でた。



「私に、どこにも行くなって言ったのって…。」





「あれは、親とは関係ねぇよ。」



「じゃあ…。」





あれは1年半前のことだ。




俺には1つ下の彼女がいた。




ある日突然だった。



「あたしと別れて‥るき。」

< 119 / 226 >

この作品をシェア

pagetop