私だけの…


買い物を済ませ、帰った。



ドアを開けて私たちは固まった。




雅と真由は濃厚なキスをかわしていたから。


私は目を逸らし、キッチンに逃げ込んだ。


「てめぇら人んちでイチャつくな。」


輝斗が雅の頭を叩いた。


「ってぇっ!」

「ばぁか。」



輝斗は雅の隣に座った。



その光景を見て私は秘かに笑った。
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