私だけの…
ご飯を食べ終えると、雅と真由は帰って行った。



「あいつら飯喰いたかっただけじゃねぇの?」


「ははっ‥かもね。」


私と輝斗は互いに顔を合わせ、笑った。






何気ない毎日が幸せ。


ただ一緒にいるだけでいい。





輝斗さえいてくれたら、それでいい。



ずっと二人で笑ってたい。



「ご飯の後の煙草って何でこんなにおいしいのかなぁ。」


「ふっ‥確かにな。」


二人分の煙が天井に上っていった。


< 150 / 226 >

この作品をシェア

pagetop