私だけの…


「あんま瑠奈の水着姿は誰まわり見せたくねぇな。」



クスッと笑う輝斗はすごく艶っぽい声で言った。



私は顔から湯気が出そうになった。


私は顔を見られたくなくて、顔を背けた。




なんでそんなことサラッと言っちゃうかなぁ。




すると輝斗の腕が伸びてきて、私の顔を輝斗の方に向かせた。






二つの唇は、夕日をバックに重なった。
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