私だけの…
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それから半年バレずにいた。



もう大丈夫だろうって安心していた。



もう3年生だ。


進路のこととかで、みんな忙しくなる。





でも未だに人気の輝斗。


私もかなりストレスが溜まっている。



今日も輝斗は女子に囲まれている。




私は頬杖をつき、様子を伺っていた。




「市川くん、今日デートしようよ。」


「あーあたしもしたぁい!!」








毎日懲りないよなぁ。








私は嫉妬を通り越して呆れていた。



輝斗ももう呆れている。


ずっと無言を通している。



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