私だけの…
放課後


4人でうちに集まった。


「マジイライラすんだけど。」


「わかるわかる。」


雅が輝斗を慰めている。


ちょっと笑える。


いつも逆だから。



私は煙草に火を点けた。



「瑠奈もかなりイライラするっしょ?」


「うん。」


「めっちゃわかるわ。」


真由はうんうんと頷いた。



もう限界を越してるような気さえする。



「でも、家には来てねぇんだろ?」


雅は輝斗に問う。
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