私だけの…
目が覚めると、ベッドで寝ていた。
あれ…?
私は起き上がり部屋を見渡した。
ソファで寝る輝斗を見つけた。
私いつの間に寝ちゃったんだろう。
私はベッドを降りて、ソファの前に座った。
綺麗な肌。整った目鼻立ち。
サラサラの明るい茶髪。
私は輝斗の顔に手を伸ばした。
そのとき、輝斗に手を引かれ、私はバランスを崩した。
目の前に輝斗の顔がある。
今にもキスできそうな距離。
ドキっ…。
「輝斗?」
「瑠奈、お前は俺が守る。」
そしてすぐに唇は重なった。
「っっ!!!!」
キスをしながらソファから起き上がる輝斗。
角度を変える度に濡れた音がする。
その音で私の体は熱くなった。
そっと離れた輝斗は艶っぽい。
ドキッとする輝斗の寝起き。
「拒否んねぇんだ?」
クスッと笑う輝斗にノックダウンしそう。