私だけの…


目が覚めると、ベッドで寝ていた。


あれ…?




私は起き上がり部屋を見渡した。



ソファで寝る輝斗を見つけた。




私いつの間に寝ちゃったんだろう。





私はベッドを降りて、ソファの前に座った。



綺麗な肌。整った目鼻立ち。



サラサラの明るい茶髪。



私は輝斗の顔に手を伸ばした。



そのとき、輝斗に手を引かれ、私はバランスを崩した。



目の前に輝斗の顔がある。



今にもキスできそうな距離。



ドキっ…。


「輝斗?」

「瑠奈、お前は俺が守る。」

そしてすぐに唇は重なった。

「っっ!!!!」

キスをしながらソファから起き上がる輝斗。

角度を変える度に濡れた音がする。


その音で私の体は熱くなった。

そっと離れた輝斗は艶っぽい。

ドキッとする輝斗の寝起き。

「拒否んねぇんだ?」

クスッと笑う輝斗にノックダウンしそう。



< 49 / 226 >

この作品をシェア

pagetop