私だけの…

私は真由にメールを送った。

TO:真由
SUB:
―――――――――――
どうしたの?

もし、私のせいだったら


ごめんね。




END



それから返事が返ってきたのは、私が店に行くときだった。




FROM:真由
SUB:
ーーーーーーーー
ごめん、瑠奈のせいじゃないの。

明日は学園行くからね!

またね!


END



よかった。

よし、今日も頑張りますか。

私は着替えて、フロアにでた。

「瑠奈ちゃん、いつもありがとね。」

雅ママに声をかけられ、私はニコッと笑い返した。


店がオープンしてすぐにお客が来た。

私はハゲた50代のおっさんを相手していると。

「アゲハちゃん、指名です。」

ほかのキャバの人が交代をしにきた。

「はい。じゃ、失礼しまぁす。」

私が立ち上がると、キャバ嬢は「5番。気を付けて。」
と耳打ちした。

私は5番テーブルに行った。

そこには如何にも金持ちって感じのおっさんが座っていた。

「初めまして、アゲハです。」

ニコッとおっさんに言うと、おっさんは真っ直ぐ私を見た。

「君が瑠奈ちゃんか。」

「っっ!!!!」

えっ…!?

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