私だけの…

輝斗SIDE

俺は瑠奈が出ていったのを確認し、部屋に入った。

はぁ…。

たくっ…あれは誘ってるとしか思えねぇだろ…。


マジやばかったし。





俺はリビングに出たときだった。

ピンポーン

「へぇへぇ。」

俺は玄関に続く廊下を歩いていた。

するといきなり、脱衣所のドアが開き、瑠奈が出て来た。

ドン!!!!

ドタッ!!!!
「いってぇ!!」

俺を押し倒す形で瑠奈と倒れこんだ。


「ごめっ!!!」

「入るぞ～??」

外から雅の声がした。

「雅待て!!!!」

俺の叫ぶ声は間に合わず、雅はドアを開けた。

「っ!!!」

そしてすぐにドアを閉める雅。

俺は左手で顔を覆って大きくため息をついた。



「瑠奈、早く離れねぇと理性飛ぶ。」

すると瑠奈はハッとなって離れた。


真っ赤になった瑠奈は脱衣所に逃げた。


はぁ…。