私だけの…
それから私たちは三人で過ごすようになった。

真由は話して見ると明るくて、結構ズバズバものを言う。



ある日の放課後


私たちは三人で街ブラ中。


「瑠奈彼氏いるの?」


「こいつ性格悪いからいねぇよ、なぁ?」



雅が話に入ってきたあげく、そんなことをサラッと言う。


ぷっちーん。


「はぁ゛っ!?雅今何つった!?」

「だからせいかぐふっ!!」



私は雅の首を絞めた。

それを見て真由はクスクス笑った。

「本当二人仲いいよねぇ。」


「そう言う真由はいるの?」

「いるよ。二つ上の彼が。」


やっぱりいるよねぇ。可愛いもん。

「どんな人?」



すると真由はポケットから携帯を取り出した。

< 7 / 226 >

この作品をシェア

pagetop