私だけの…
10時ジャスト、私はバーを出た。
そしてビルの1階で輝斗を待った。
すぐに輝斗が学園のときの格好で出て来た。
出待ちを防ぐだめだ。
「よし、行くか。」
「えっ、どこに??」
私は輝斗の後を追った。
二人で夜道を歩く。
「で、昼間何で俺を避けた?」
「っ…別に避けてなんか…//」
また俯いてしまう。
「じゃぁ、あの前に何があった?」
「えっ…。」
それって避ける前だよね…?
「‥告白された…。」
「誰に?」
「上田くん…。」
「…。」
輝斗は何も反応しなくて、不思議に思い、隣を歩く輝斗を見上げた。
少し‥いや、かなり不機嫌だ。
まずいこといったかなぁ!?
「で、瑠奈はなんて答えた?」
「っ‥ごめんなさいって。」
すると輝斗はフッと笑った。
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