私だけの…


二人で学園を後にした私たち。



ドキドキする。



隣にいるってだけで。




「ねぇ。」


「ん?」


「今日もバー行くの?」


「あぁ、行く。」


一緒にいたいな…。


「行っていい?」


「試験あっぞ?」


「いいの。」


「…。」





だって少しでも一緒にいたいんだもん。









二人でINFINIのドアを開けた。









まだ真っ暗で誰もいない。



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