私だけの…
「はぁ??」
「瑠奈はお前のもんになるはずねぇだろ。」
「それがなってんだよなぁ。」
すると雅は私のもとにきた。
「嘘だろ…?」
「…。」
私は雅から目を逸らした。
「っ…瑠奈…?」
「はははっ!!言っただろ?ハニーちゃんは俺のもんだって。お前らを守るために身を削ったんだ。感謝してやれよ?」
雅と輝斗は矢野を睨んだ。
雅はすぐに私の方を向いて、体を起こしてくれた。
「瑠奈。服着ろ。」
「‥。」
私はコクンと頷いた。
私は震える手で下着をとり、身に着けていく。
その間、3人は殴りあっていた。
私が服を着終えたときには、矢野はぐったりしていた。