夏の君
プロローグ
あなたと出会ってから



自分を好きになれました。



自分を大事に思えました。




そして




人を好きになる喜びと悲しさを知れました。




大好きです。





今も




今も。






あなたを忘れられる日はくるのでしょうか?





あなたは今、誰を想っていますか?





あたしは誰も想うことができないのです。





あなた以外





想うことなど





できないのです。






それだけ







あなたが好きだったんです。





こんな気持ちがあっても





あなたに会う事はできない。





あなたはあたしの





全てでした。
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