僕が僕で生きると決めた日

不登校

学校に行けなくなった。いや。正確には行かなくなった。朝起きれなくなったからだ。夜は寝るのは3時過ぎ。朝起きるのは8時くらいと中学生としてあるまじき行為をするようになり始めるんだ。それでも、家では勉強しないのに成績は常に中間をキープしてたんだ。この頃かな。僕は血迷う。誰でもいいから男と付き合ってみるかと決意をするんだ。きっと男を知れば、自分のこの気持ちをどうにかすること出来るんじゃないかって。丁度自分の1歳上の先輩でバドミントン部の畠山先輩って同じ小学校卒業の先輩と何度か小学校の時一緒に帰ったりしてて、告白されたんだ。それで付き合うことにしたんだ。でもね。畠山先輩は狂ってた。そういう行為を目的としかしてなくて、電話で夜7時頃公園に呼び出されたと思ったら、キスしてベンチで迫られたんだ。受け入れたよ。でも、僕はやっぱり利恵が頭から離れなかった。それでわかったんだ。僕は男になりたいんだ。って
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