Life size
「おはよう、立華さん。」とりあえずあいさつ。あいさつ、大事。


「おはよう。え〜と、アホの人?」


「いや、アホだけど名前までアホじゃないよ。僕の名前は宮木涼汰。皆涼って言ってるよ!」


「じゃあ宮木君って呼ぶわ」会話が終盤へ向かっている・・・。次の一手を。


「僕はなんて呼べばいい?」 「なんでも」 な、なんて強い一撃なんだ。


確実に終わりという名のチェックメイトをされそうだ。


「なら、鮮花で。」「やっぱり、苗字。」何か名前では言ってほしくない理由があるのだろうか?


あえて、触れません。
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