。+゚俺様オオカミ゚+。2
そうだ、名前聞きに来たんだった。
「ところで、君の名前は?」
「あ、私?私は、神流 埜和」
「埜和ね」
埜和か、しっかりと覚えておこう。
「で、特別クラスって?」
この高校のことをあまり知らないくせに入学したなこいつ…。
「特別クラスっていうのは、んーと、可愛い奴やかっこいい奴、頭のいい奴が入るクラスで一年に選ばれた6人だけが入れるクラスなんだ」
「へぇ~って!!なんでそのクラスに私が入るの!?私頭悪し、ブサイクだし!!」
ブサイクって…。自覚無しタイプ?
「ま、教室行こう?」
危ない奴だ。
「あ、うん」
こそこそと陰口が聞こえるけど無視。
別興味ねぇし。