。+゚俺様オオカミ゚+。2
「おはよ」
王子こと相澤君が爽やかな朝の挨拶を。
「おは「彩月様♪私今日は、サクランボの香りの香水を着けてきたのですがどうですか?」
私があいさつをしようとしたら丸谷さんが割り込んできた。
「凄くいい匂いだと思うよ?」
さすが爽やか王子…。
「な~に見惚れてんの?」
後ろから顔を出す武瑠君。
「きゃっ!みみみ、見惚れてなんてないです!!」
「なんで敬語?」
武瑠君がお腹を抱えて笑った。
「む、むぅ」
私は頬を膨らませて睨んだ。