。+゚俺様オオカミ゚+。2
何度も腕時計を確認するけど、絶対間に合わない…。
初日から遅刻なんて無理!!
早く行かなきゃ!!
ふぎゃっ!!
「うぅ…」
転ぶなんて絶対今日はいいことなんてないよ~…。
「大丈夫?」
「ふぇ?」
急に上から声がした。
「ほら急がないと」
その人は私の腕を掴んで立ち上がらせた。
「ケガはない?」
あ…、この人かっこいい…。
「大丈夫?」
「へ?ぇ、あれ?」
私見惚れてた!!