。+゚俺様オオカミ゚+。2



「どうしたの?」

優衣ちゃんは、隅っこのベンチに座っていた。

「昨日の続き」

あ…。

「で、埜和ちゃん気持ちははっきりした?」

昨日一晩考えてみて、自分でもわかった。

「私…好き、です…」

「じゃあ、もし相澤君も好きだったら?」

「それはないから!」

こんな私のことなんて好きな子なんていないから…。

「ずっとずっと片思いでいいから…」

「だって?」



< 80 / 154 >

この作品をシェア

pagetop