。+゚俺様オオカミ゚+。2


優衣ちゃんは、物陰に向かって叫んだ。

「え?」

状況を把握できていない私は、きょとんとしている。

「じゃあ、私は教室戻るね?」

優衣ちゃんは、走って教室に戻った。

「片思いって?」

こ、この声は!?

「お、王子!?」

「王子じゃねぇ」

「相澤君…」



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