。+゚俺様オオカミ゚+。2




私は、屋上の隅っこで泣いていた。

「埜和」

優衣ちゃん…。

「こ、ないで…」

泣き顔見られたくないから…。

「一緒にいる」

優衣ちゃんは、隣に座って優しく背中をポンポンっとたたいてくれた。

「っ…ふぇ…」

私は、限界まで泣いた。



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