la.la.la. I love you
えっえっえっエスパー!?



「俺はエスパーじゃない。さっきから全部声に出てるけど?」



そう言って
顔を近づけて来た。



「ちっ、近いです!」
今、絶対顔真っ赤だ///


「うん、真っ赤だよ。
茹でダコみたいにね。」

そう言ってさらに顔を近付けて来た。


「恥ずかしがりやなんだね可愛いよ、撫子ちゃん。」


「はっ、早く離れて下さい!それに、私は可愛いく無いです!!」


「無自覚?それとも天然?
落とすの大変そうだな...」
さっきから何をブツブツ1人で言っているのだろうか…新田くん頭大丈夫なのだろうか…


「あ゛?誰の頭が大丈夫かだって?」


あ....あっ....悪魔だ!!
ひぃ-!!

「あ゛? 誰が悪魔だ!」
「あっ、悪魔だなんて一言も..「言ったよな?」」

そう言って笑顔を見せて来たが、目が笑っていない。タラーっと冷や汗が額から流れた気がした。
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