1年越しの片想い
あたしは家まで裕也君に送ってもらう事にした

帰り道で裕也君はいきなり

裕也「絢香は緊張しないの?」

絢香「えっ緊張?しないかな〜…意識してないし」

裕也「じゃあおいで?」

さっきみたいに手を広げてる

今度は笑わずに

だからかな…あたしは裕也に近づいた

絢香「…」

きっと今顔真っ赤なんだろうなー…

しばらくして腕が離れて

裕也「緊張した?」

って聞くから私は

絢香「だって…」

と言いながら下を向いた

家まではあと少しで会話が少し

ぎこちなくなっちゃった、

絢香「あたしんちココだから…」

と言った私を裕也君は抱きしめた

裕也「キスしていい?」

絢香「えっ駄目だよっ付き合ってないのに…しかも家の前だよっ…」

裕也君は私の言った事なんか無視して

裕也「本当に嫌?」

なんて言って今までしていたマスクを外した

すごい整った顔で羨ましくなるくらい…

キスした瞬間強くギュッてされた

実はものごころついてから初めてのキス

ドキドキがとまらなくて

離れた時の照れた顔は反則だよ

私は逃げるように手をふって帰ろうとしたら

裕也「また連絡して」

と行って手をふってくれた

多分もう恋は始まっていた。


その日からメールは毎日の様に続いた


< 3 / 12 >

この作品をシェア

pagetop