RPG学園♪
『異質?』

「この光の線、俺だけが入れる異空間なんだよ。」

『異空間?』

「異空間の中では時間は止まっている。


だから、お前が攻撃を売った瞬間に異空間に入り、光の線を通ってお前の手の近くに行き、攻撃が地面に衝突した瞬間までに魂を奪って、

攻撃が消えた時にこの位置に戻る。

言うなら…線の上の瞬間移動。

名付けて、

『ライナーフォーム』」

『ならば、この線を壊せばいいだけ!!』

スカッ、

「お前は光が切れるか?」

フッ、

魔族の後ろに現れた。

『しまっ…』

「オラァッ!」

バゴッ、

殴り飛ばす。

「良いもの見つけたぜ。」

知也が倉庫内にあった鉄材を持っていた。

『そんなもので…』

「ライナーフォームにはまだ能力があってさ、

この光の線に乗ると…」


ヒュゥンッ、

『速い!?』

ザシュッ、


『ぐぁぁぁぁぁ』

魔族の腕が切り落とされた。

「異空間に入るんじゃなくて、光の線の上を滑ることができる。

その速度はマッハ。

つまり、音速だ。

しかも、普通の音速では人間は燃えたり、裂けたりして生きてはいけないが、

ライナーフォームはそれが可能。

だから、俺の指定したモノも影響は受けない。

この鉄材みたいに。


音速で殴られたら、切断されるから気を付けろよ?」
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