RPG学園♪
「べつに、魂を取り返すのはついでだ。
異世界は面白い場所だって噂だからな。
そのぶん危険も多いって言われるけど。」
幸大が言う。
「兄様は照れ隠しが下手だから分かりやすいわ。
とにかく、兄様を支えるのが私の役目なの。」
柚葉が言う。
「私だって、幸大を支えるくらい…」
奏が言う。
「ありがとな。
二人とも。
さて、授業が始まるから教室に戻った方が良いんじゃないか?」
幸大が言う。
「もうそんな時間?
仕方ないわね。」
チャッ、
柚葉がブレスレットをする。
「では、兄様。
放課後に会いましょう。」
柚葉が教室を出ていく。
「柚葉ちゃんの変化が早すぎるな。」
知也が言う。
「じゃあな、幸大。
放課後に迎えにくるから待っててくれよ?」
奏が言う。
「ああ。」
幸大の返事を聴いてから教室に向かった。
「でもよ、あの二人の母親を助けるなんてかっこいいことするんだな。」
知也が言う。
「まぁ、俺は二人のことが好きだけど、俺が二人を選んでも母親のことが気掛かりで心から喜べるわけじゃない。
だから、あいつらと一緒になる時は、二人が心から喜べる時って決めたんだ。」
幸大が言う。
「うっわ、キザ野郎。」
「黙れ。」
廊下
「あら、立ち聞きなんてはしたないわよ?」
柚葉が言う。
「あんたこそ、ブレスレットまで外して、立ち聞きなんて。
よっぽどじゃねぇの?」
奏が言う。
「まぁ、良いわ。」
「へっ。」
奏と柚葉は教室に戻った。
異世界は面白い場所だって噂だからな。
そのぶん危険も多いって言われるけど。」
幸大が言う。
「兄様は照れ隠しが下手だから分かりやすいわ。
とにかく、兄様を支えるのが私の役目なの。」
柚葉が言う。
「私だって、幸大を支えるくらい…」
奏が言う。
「ありがとな。
二人とも。
さて、授業が始まるから教室に戻った方が良いんじゃないか?」
幸大が言う。
「もうそんな時間?
仕方ないわね。」
チャッ、
柚葉がブレスレットをする。
「では、兄様。
放課後に会いましょう。」
柚葉が教室を出ていく。
「柚葉ちゃんの変化が早すぎるな。」
知也が言う。
「じゃあな、幸大。
放課後に迎えにくるから待っててくれよ?」
奏が言う。
「ああ。」
幸大の返事を聴いてから教室に向かった。
「でもよ、あの二人の母親を助けるなんてかっこいいことするんだな。」
知也が言う。
「まぁ、俺は二人のことが好きだけど、俺が二人を選んでも母親のことが気掛かりで心から喜べるわけじゃない。
だから、あいつらと一緒になる時は、二人が心から喜べる時って決めたんだ。」
幸大が言う。
「うっわ、キザ野郎。」
「黙れ。」
廊下
「あら、立ち聞きなんてはしたないわよ?」
柚葉が言う。
「あんたこそ、ブレスレットまで外して、立ち聞きなんて。
よっぽどじゃねぇの?」
奏が言う。
「まぁ、良いわ。」
「へっ。」
奏と柚葉は教室に戻った。