RPG学園♪
「せっかく先輩から手取り足取り教えてもらった、
というのを自慢したかったんですが…
じゃあ、行きます!!」
ボウッ、
レンズに当てた人指し指が薄く光る。
「『北辰零々
急ぎで律令の如く成せ
行き場を失いし御霊の姿
現し世の見透かしの鏡を通しその姿
我に示せ
急々如律令!!』」
ヴンッ、
レンズが薄く光る。
「ひゃうっ!?」
「何か見えたの?」
閃光を放ちながら沙耶が言う。
「あの人に殺された皆さんの幽霊です。」
水瀬の眼鏡のレンズには幼い少女の幽霊が大量に見えた。
「…皆さん、お願いがあります。
私に力を貸してください。」
水瀬が言う。
『お姉ちゃん、私たちを助けてくれるの?』
『仇を討ってくれるんですか?』
『お姉ちゃんは強そうに見えないよ?』
幽霊は口々に言う。
「私は!
私は皆さんを助けてあげたいです。
それから、仇を討つんじゃなく、私があの人を許せないだけなんです。
でも、私は弱いから。
だから、力を貸してください!!」
『おや、お嬢ちゃんは恐怖のあまり妄想かい?
グフフ。
それもここまでだよ?』
「…!?」
男が急に走り出したため沙耶の攻撃が外れ、
男は水瀬に襲いかかった。
というのを自慢したかったんですが…
じゃあ、行きます!!」
ボウッ、
レンズに当てた人指し指が薄く光る。
「『北辰零々
急ぎで律令の如く成せ
行き場を失いし御霊の姿
現し世の見透かしの鏡を通しその姿
我に示せ
急々如律令!!』」
ヴンッ、
レンズが薄く光る。
「ひゃうっ!?」
「何か見えたの?」
閃光を放ちながら沙耶が言う。
「あの人に殺された皆さんの幽霊です。」
水瀬の眼鏡のレンズには幼い少女の幽霊が大量に見えた。
「…皆さん、お願いがあります。
私に力を貸してください。」
水瀬が言う。
『お姉ちゃん、私たちを助けてくれるの?』
『仇を討ってくれるんですか?』
『お姉ちゃんは強そうに見えないよ?』
幽霊は口々に言う。
「私は!
私は皆さんを助けてあげたいです。
それから、仇を討つんじゃなく、私があの人を許せないだけなんです。
でも、私は弱いから。
だから、力を貸してください!!」
『おや、お嬢ちゃんは恐怖のあまり妄想かい?
グフフ。
それもここまでだよ?』
「…!?」
男が急に走り出したため沙耶の攻撃が外れ、
男は水瀬に襲いかかった。