RPG学園♪

「俺たちが倒さなきゃ、俺たちの冒険はエンディングは来ない。」


「冒険って言うよりも殴り込みだけどな。」

知也が言う。

「行くぞ!!」


「「おおーっ！」」


史郎と知也が言う。

「男子ってこういう場面好きだよね。」

結衣が言う。



「あ…」

知也が言う。


「どうした？」


幸大が訊く。

「ここ、平原だからライナーフォーム使っても反射しない…」

「あの敵のでかさだ。


敵を利用してレールを作れば良いさ。


知也は真琴ちゃんと史郎と結衣をライナーに乗せろ。」

「お前らは？」

史郎が訊く。


「俺たちはお前らが攻撃できない場所を攻撃する。」


「OK。


『ライナーフォーム』」


ビビビビッ、

「くっ…やっぱりあんまし効果的じゃないかも…」


知也が言う。



バシュッ、



「な!?

ライナーフォームが…」

知也が言う。


「…そうか、

知也はさっきので魔力が少ないのに真琴ちゃんに魔力を分けてたからな。


…作戦変更だ。


俺たち５人で時間を稼ぐ。

お前らは魔力の回復に努めろ。」


「…悪いな。」

知也が言う。

「気にすんな。


お前のライナーフォームが必要なんだからな。」