RPG学園♪
「じゃあ、良いな?

知也は魔力回復。


真琴ちゃんは魔力回復の補助。


史郎と結衣は二人を守ること。


俺たちはあいつをボコる。


わかったな?」


「ああ。」

史郎が言う。





ザッ、


幸大たちは巨大な敵の前に立つ。


ドゴーンッ、


幸大たちの前に腕を叩きつけた。


「奴は上半身だけ。

移動もできない。


ここより先がアイツの間合い。


行けるな?」

幸大が言う。


「アタシを誰だと思ってんだ?」

「私は兄様の将来の伴侶よ、信じなさい。」

「幸大がいるから大丈夫。」

「いざとなったら先輩が私を王子様みたいに助けてくれますよね?」



「ったく、

俺は女を見る目があるみたいだな。


この場でお前らが俺の傍にいてくれて良かった。」


「何言ってんだよ。

これからもずっと一緒だぜ?」


「…ああ。


お前らが嫌がっても…な。


俺の傍から居なくなることは許さないからな?」



「ああ。」「ええ。」「…(コクッ)」「はい!」


「よっしゃあ!

行くぞ!!」


幸大たちは敵に向かい走り出す。
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