RPG学園♪



「お前ら水着は?」

幸大が訊く。


「すでに装着済みだぜ!」

奏が言う。

「奏さんはさっきからこの調子よ。」

柚葉が言う。


「とおっ!」

奏は堂々と服を脱ぎ、水着になる。

「どうよ?」

奏が言う。

「おお、似合ってるな。

奏はスタイルが良いからな。」

「へっへーん。

じゃあ、行ってくるぜ!」

奏が海に走っていった。


「どうかしら?」

柚葉はワンピースタイプの水着。

「可愛いじゃん。」

「ホントは違うタイプも良いとは思ったけど、身長が小さいからなかなかサイズがなかったの。」


柚葉が言う。


「先輩、私はどうですか?」

水瀬が言う。


「ビキニ…ってか、…お前本当に一個下か?」

胸を見ながら言う。

「えへへ。」


「どう?」

沙耶はスク水だった。


「ある意味お前が一番かもな。


文句のつけようがないほどの可愛さだ!」

「ありがとう。」



「あれ?

知也は?」

幸大が訊く。

「お前が水着の評価をしてる間に海に飛び込んでった。」

史郎が言う。

「早いな。」


「兄様、早く行きましょう?」

「ああ。」


「結衣もいこうぜ?」


「でも誰かが荷物を見てないと…」

「幸大、アレ、頼めるか?」


「任せな。

式神『人』」

ボゥンッ、

「こいつらに見張らせるから大丈夫だ。」
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