RPG学園♪
「先輩!」

水瀬がやってくる。

「どうした?」

「沙耶さんが。

男の3人組にナンパされて、無抵抗でついていっちゃって…」

「どの辺に行ったか解るか?」

「あっちの岩場です。」


「わかった。

まぁ、任しとけ。」


「はい。

じゃあ、私は皆と遊んできます!」

水瀬が走り去る。






岩場


「本当に無表情だね?」

「…。」

「まぁ、今から俺達と楽しいことすれば表情も豊かになれるよ〜」

「…。」

「おい、早くやろうぜ?」

「ああ。

さっそく…」

スッ、

沙耶を掴もうとした腕をかわす。

「何だ?

抵抗する気か?」


「…(コクッ)」


「なめやがって!」


バゴンッ、

岩が砕けた。


「お前らこそ、なめた真似してくれるじゃねぇか。」


幸大が現れる。


「沙耶、お前も俺以外の男に簡単についていくな。」

「…(コクッ)」

「解れば良い。

さて、あんたら、覚悟はできてんだろうな?」


「やっちまえ!」

バキッ、

「ほ、骨が!!」

「カルシウムが足りねぇよ!」

ゴキッ、

「ぎゃぁぁぁ!」


「さて、あと一人だが、こいつらを持ち帰るなら見逃す。


どうする?」


「し、失礼しました!!」


二人をつれて去っていった。
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