RPG学園♪
「先輩、お化け退治してください!」


「まったく、しゃーねぇな。


じゃあ、お化けとやらの出る部屋に案内してくれ。」

「3つあるんだけど大丈夫ですか?」

結衣が言う。


「ああ。」






「ここです。

お母さんから鍵を借りてきました。」



中に入る。



退治に参加したのは幸大、知也、史郎、結衣。


その他は部屋で待機をしている。

幸大が一点を見つめる。


「…あんた、自分が死んでんのがわかってるのか?」

幸大が何もない所に向かって言う。

「幸大、何か見えてんのか?」

知也が言う。

「ああ。

待ってな。」

幸大が一枚の札を床に貼る。

ゴウッ、


幽霊が姿を現す。


「見えたか?」

「あ、ああ。」


『苦しい。

助けてくれ。

お願いだ。』

幽霊が言う。


「待っていろ。」

幸大が壁に札を貼る。

札を鳥居の形に貼っていく。


「開け、異界の門。

導(しるべ)を失いし者に道を示せ。」


ボウッ、

鳥居の中から光が現れる。

『ああ。

温かい。』


スウッ、


幽霊が鳥居に引き込まれて消えた。


「さて、他の残り2つも行くぞ。」


幸大は残り2つの部屋の幽霊も鳥居を使って消した。
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