RPG学園♪
「敵は、女盗賊。

後は男の魔法使いに武闘家か。」

史郎が言う。



『皆さん、準備は良いですか?


レディ…

ゴー!』

「ふっ。

総合学科の2人はちょろいし、戦士学科の結衣は俺に勝てたことが無いからな!」


武闘家の男が言う。


「しー君、作戦は?」

「作戦はない。

ってか、どうすっかな…」


「史郎。

何とかしてくれよ!」

「んなこと俺に言われても困るっての!」

知也と史郎が言う。


「死ね!」

ガキンッ、

「しー君…

危ないよ?」


結衣が武闘家の攻撃を剣でガードする。


「おい、審判。」

幸大が言う。

『何ですか?』

「あいつらに指示を出すのはOKか?」

『はい。

指示を出すのは問題ありません。

ただし、待ったはありません。』


「おい!

3人とも、聞け。


知也は盗賊を。


史郎と結衣は、…。

頑張れ。」



「もっと的確に指示を出せよ!」

史郎がツッコミを入れた。






「知也。

イケるか?」

「ああ。

まぁ、せっかくの3人なのに幸大がいないのが残念だけどさ。

結衣ちゃんに頑張ってもらうしかないね。」

「結衣。

敵を倒すことだけ考えろ。」

「うん。」
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