RPG学園♪
「使えない奴らだな。」

男が言う。

「すみません。」

「黙れ!」

ガッ、

女性を蹴り飛ばす。

「貴様ら、俺の奴隷ならよぉ、例え裸になろうと、殺されようと、俺のためにならなんだってできるだろうが!!」


バキッ、

別の女性を殴る。

「せっかく、俺のハーレムに加えてやったのによぉ!」

ガスッ、

頭を踏みつける。



ブチッ、

「おい、雑魚。

いい加減にしろよ?」

幸大が言う。

「あ?」

「お前、自分の女に何してんだよ?」

「は?

俺の女に何をしようが、俺の勝手だろうが!」


バキッ、

女性を殴る。


「マジで、殺してぇ。」

チリッ、

ジリジリジリ…


幸大の右手の包帯が焦げる。

焦げ跡は幸大の手の模様になる。


「幸大。

悪いけど、俺もかなり頭にきてんだ。」

知也が言う。

「は?

変態の怒りを買う覚えはねぇな!」


「笑わせんな。

女をまともに愛せない雑魚に変態呼ばわりされたくねぇなぁ。」

知也が言う。

「な!?

それなら、そこの奴はハーレムだって聞くぜ?

それがまともなのかよ!!」


「ああ。

俺は、奏も水瀬も沙耶も柚葉も…

真剣に愛してる。

こいつらに優劣などない。」

幸大が言う。


「それに比べてお前は女1人も真剣に愛せない。

そんな奴が5人も10人も…

愛せるわけがねぇだろ!」

知也が言う。
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