RPG学園♪
「確か、殺したら失格だよな?

俺のせいでそうなるかもな。」

知也が許す。

「安心しろ。

俺も今からこいつを全力で殴る。


それに、最悪…

俺の水瀬は優秀な僧侶学科の生徒だ。


死ぬ寸前くらいまでは回復できるさ。」


幸大が言う。

「そうか。

そいつは助かる。」


ぐっ。

二人は拳を限界まで堅く握る。

「や、やめろ!?」


「歯、くいしばれ。」

「まぁ、歯ごとぶっ潰すがな。」


二人は拳を同時に撃ち込む。


「やめ…」

「「オラァッ!」」


ドゴォンッ、


バゴンッ、

ガンッ、



…どさっ。


男は場外。


校舎に激突し壁を破壊した。



「チッ、手加減しちまった。」

知也が言う。

「俺もだ。

さすがに殺すわけにはいかねぇからな。」


幸大が言う。

「あ…

これ、返すよ。」

知也は女性に下着を返した。


「お前が下着を!?」

幸大と史郎が驚く。


「いや、あの男が関与してると思ったらパンツにまで恨みが…」


「いや、そもそもパンツをとるのがおかしいと思う!!」

奏がツッコミを入れた。


「さて、次は決勝だ。

気合い入れて行こうぜ!!」

史郎が言う。

「「おぉーっ!」」

総合学科+のメンバーもやる気で満ちていた。
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