君のお姫様。
*龍聖side*
・・・やっと昼休みか・・
どこで、寛ごうか・・
ドタバタドタバタ
誰かが廊下を走っている音がする
・・・アイツは・・?
ドンッ!
「ぃてて・・・」
誰だよ・・ぶつかったやつは・・
「いってーなぁ、ってお前かよ。」
そう、そこにいるのは
三月美桜だ
やけに、顔が赤いぞ・・?
「ご、ごめんなさい・・・うっ・・い・・痛い・・。」
え、痛いって・・
まあ、こんな華奢な体で俺にぶつかったら
痛いだろうな・・
って、違う
三月は手で腹を押さえていた
ってことは、腹が痛いのか・・?
どうしようか考えてたら
三月が廊下に倒れた
これ、やばくねぇか・・?
「おっ、おい大丈夫か!?おいっ!」