君のお姫様。
「そんでー?みおりん、龍聖となんかあったでしょ?」
ほんとにみんな鋭い・・・。どうして分かっちゃうの?
美桜、顔に何か書いてあるのかな?
「べ、べっつになななんにもないよ?」
美桜、嘘つくのは得意なんだから!
「バレバレ・・だょ・・美桜・・。」
と、あまり喋らない玲が口を開いた。
やっぱり、バレバレですよね・・。
すいません、嘘つくの得意じゃありませんでした。
「そうですよ、美桜さん観念して教えていただきたいです!」
今日はちょっと強気な璃音。
さっき会った出来事を話していいのだろうか。
でも、隠すわけにはいかない。
「あっ・・あのね・・・美桜・・りゅっ・・・龍聖と付き合う事になったかもしれない・・・。」
ボソボソと聞こえるか聞こえないかくらいの声で言った。
そしたら、みんなの顔がスゴイぱぁぁっと明るくなった。