Don't a hero



「まず、エイリアンの姿は、普通の人間では、絶対に見ることができない…。いや、見ているかもしれないが、きずくことは無理だろう。」













きずかない…?





一体どういうことだ?







「なぜ、きずくことが出来ないのか…。それは、そのエイリアンは人の姿に擬態する。つまり、どんなに目立つ姿でも、最初に見た人間の姿に変身する。」




すると彼は1枚の紙を取り出した。










「これを見てほしい。右には本来のエイリアンの姿。左は擬態した人間…。見ただけでは見分けがつかない。」








俺は彼に渡された紙をまじまじみた。



確かに、右にはバカでかいカエルのようなエイリアンが…。そして、左には普通のサラリーマンの姿が…。



確かに、これでは全く見分けがつかないだろう。






しかし、そんなことよりも、この紙が合成のようにも見えてくる…。



本当に彼の言っていることは本当なのだろうか…。









俺は軽い疑惑をもちながらも、彼の話聞き続ける。




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