Don't a hero
仲間
次の日――
「おはよー!」
「ああ。おはよう。」
またいつもどうりに雅樹と共に学校に行く。
「そーいやあ、前にも言ったけど、本当に賢吾は部活入らないのか?」
「ああ。入りたいのないし、面倒くさいからな。」
「うーん。そっかぁ…。」
雅樹は肩を落として少し落ち込んだようだった。
「雅樹はなんか入るのか?」
俺が訪ねると、雅樹はすぐに笑顔にきりかわった。
「俺はな!バスケ部入りたいの!」
雅樹はボールをシュートすフリりをする。
雅樹が汗水滴ながらバスケをしている姿がすぐに想像できる。
「ああ。いいんじゃね?お前っぽい。」
「ホントかー!?よかったぁ!じゃあ早速今日、入部するわー。賢吾も、もし部活入るならバスケ部入部し「嫌だ。」
俺は雅樹が言い終わる前に誘いを拒否した。
「な…何でだよぉ〜。」
雅樹はまたしょんぼりした。
しかし俺はそんなことはおかまいなしに、学校へ足を進めた。