イメチェン。
プロローグ
中学1年生の時くらいから、「なんだか自分って可愛くない。」って、思いだした。
それまでは、そこまで顔にコンプレックスがあったわけでもない。
体型だってそう。
親には「可愛い、可愛い。」って言われてきたし、お婆ちゃんや、お爺ちゃんにも可愛がられてきた。小学生の頃にも、結構私のこと好きっていう男子も多かったし、気にすることなんて無かった。
でも、私は中学に入ってから気がついた。
私は「普通の女」だって。
それも、中の下位の。
それで、色々あって、中学3年生の時に決意をした。
「絶対、高校で変わってやる。」って。