天国までのlimit
入院してしばらくたった。
相変わらず何の変わりもない日々を過ごしている。
良くなってるのか、悪くなっているのか、それすらもわからない。
いつまでこの辛さが続くんだろう。
そんなことを考えながら、うちは屋上でぼんやりしていた。
すると後ろからいきなり腕をつかまれて、言われた。
「まだ死ぬのは早い!!!」
今何が起こってる?
「死ぬな!」
「はっ?死ぬって何のこと?」
「えっ?死のうとして、屋上であんなにため息ついてたんじゃないの?」
「な訳ないじゃん!外の空気を吸おうといただけだし。」
「じゃあ何であんなにため息?」
「それは内緒」
「教えてくれよ。」
「しょうもないことだから。」
「それでもいい!ため息つくくらい悩んでることは、誰かに話すのがいいぞ♪」
何でそんなにうちに構うの?でもまあ話してみるの悪くない。
「じゃあ話すよ。うちは最近がんが見つかって、入院しだしたの。治療が辛くて、いつまで続くのかなって悩んでた。自分で頑張るって決めたのに。決意弱いな、うち。とまあただそれだけのこと。しょうもないでしょ?」
不思議な彼は静かに話を聞いてくれた。そして
「全然しょうもなくねぇよ。お前、ガンなのか?」
「お前じゃなくて、あゆみ。うん、ガンだって。症状がかなり進んでるみたい。」
「お前死ぬのか?」
「死なないよ。なおる可能性は0じゃないっていってたもん。」
「強いんだな...」
強い?はじめて言われたよ。そういえば...
「名前は?」
「海斗。島田海斗って言うんだ。今日はたまたま友達のお見舞いできたんだ。そしたら自殺しそうなやつ見つけて焦った。」
「だから死のうとしてないってば!」
「悪い02((汗」
そんな他愛もない会話も、久しぶりだったから楽しかった。
「メアド教えてくんね?」
「いいよ♪」
そう言ってうちはこの不思議な男の子と出会ったんだ。
「じゃあまた連絡するわ。」
「うん、バイバイ♪」
こう言って別れた。
また会いたいな。そんな気持ちが芽生えてきたんだ。
相変わらず何の変わりもない日々を過ごしている。
良くなってるのか、悪くなっているのか、それすらもわからない。
いつまでこの辛さが続くんだろう。
そんなことを考えながら、うちは屋上でぼんやりしていた。
すると後ろからいきなり腕をつかまれて、言われた。
「まだ死ぬのは早い!!!」
今何が起こってる?
「死ぬな!」
「はっ?死ぬって何のこと?」
「えっ?死のうとして、屋上であんなにため息ついてたんじゃないの?」
「な訳ないじゃん!外の空気を吸おうといただけだし。」
「じゃあ何であんなにため息?」
「それは内緒」
「教えてくれよ。」
「しょうもないことだから。」
「それでもいい!ため息つくくらい悩んでることは、誰かに話すのがいいぞ♪」
何でそんなにうちに構うの?でもまあ話してみるの悪くない。
「じゃあ話すよ。うちは最近がんが見つかって、入院しだしたの。治療が辛くて、いつまで続くのかなって悩んでた。自分で頑張るって決めたのに。決意弱いな、うち。とまあただそれだけのこと。しょうもないでしょ?」
不思議な彼は静かに話を聞いてくれた。そして
「全然しょうもなくねぇよ。お前、ガンなのか?」
「お前じゃなくて、あゆみ。うん、ガンだって。症状がかなり進んでるみたい。」
「お前死ぬのか?」
「死なないよ。なおる可能性は0じゃないっていってたもん。」
「強いんだな...」
強い?はじめて言われたよ。そういえば...
「名前は?」
「海斗。島田海斗って言うんだ。今日はたまたま友達のお見舞いできたんだ。そしたら自殺しそうなやつ見つけて焦った。」
「だから死のうとしてないってば!」
「悪い02((汗」
そんな他愛もない会話も、久しぶりだったから楽しかった。
「メアド教えてくんね?」
「いいよ♪」
そう言ってうちはこの不思議な男の子と出会ったんだ。
「じゃあまた連絡するわ。」
「うん、バイバイ♪」
こう言って別れた。
また会いたいな。そんな気持ちが芽生えてきたんだ。